外壁塗装業者を選ぶ際には、詐欺まがいの手法を使う悪質な業者もいる事に注意をして下さい。今回は、悪徳業者から身を守るための方法をご紹介します。

まず、悪徳業者の特徴や使われる甘言を知ることが重要です。彼らは巧みな話術や急かす手法を用いて、契約を急がせることがあります。被害に遭わないために、彼らの手口を事前に理解しておくことが必要です。

悪徳業者の手法と対策について説明します。

●突然訪問してくる:

 突然の訪問営業は、信頼できる業者ではありません。契約する前に、信用の出来る業者であるかなどしっかりと調査や比較検討を行いましょう。

●不安を煽り、契約を急がせる:

悪徳業者は不安を煽って、契約を急かすことがあります。「すぐに塗り替えが必要な状態です」といった恐怖心をあおる言葉には注意が必要です。契約前に他の業者と見積もりを比較し、冷静に判断しましょう。

●屋根の上に勝手に上る:

悪徳業者は、許可なく屋根に上り、不正な点検や作業を行うことがあります。中には故意に破損させ修理が必要な箇所を発見した。などと嘘を作り出す事もあります。業者が屋根に上る際は、きちんと許可を確認しましょう。

●大幅な値引きを提示する:

「足場が0円」「モニター価格」など、大幅な値引きを提示する業者は要注意です。

●見積りが雑な業者:

見積もりの算出方法や書き方が不明瞭だったり、塗装工程を省略して手抜きをする業者は信用できません。また、工事中にわざと追加内容が出るとした上で最終的に割高な金額を請求する業者もいます。

●工事費用が全額前払い:

工事費用が全額前払いの業者は悪徳業者の可能性があります。支払い方法や納期については、しっかりと契約書に明記されているか確認しましょう。

騙されないためには、冷静な判断が必要です。契約を急がれたり、過剰な不安を煽られたりした場合は、一度立ち止まって他の選択肢も考えるようにしましょう。また、口コミや評判を確認することも重要です。信頼できる業者であれば、実績や口コミがあります。

最後に、契約書や見積もりをよく確認しましょう。曖昧な表現や怪しい箇所があれば、その場でしっかりと質問し、納得いくまで説明を求めることが大切です。