外壁材にはさまざまな種類があり、見た目の印象や特徴がそれぞれ異なります。外壁の種類ごとに、見分け方とメンテナンスのポイントを解説します。満足度の高い工事を行うには、外壁材の種類やその特徴を知ることが大切です。外壁の見た目だけでなく、素材や性質を把握することで、より効果的なメンテナンスが可能になります。外壁リフォームの際にはぜひご参考にしてみてください。

【窯業系サイディング】

窯業系サイディングは、ボード同士の境目にコーキングが施されています。

また、縦に3mのボードが横に並ぶため、3mの高さに目立つつなぎ目があります。

メンテナンスの際には、目地の補修や表面のクリーニングが必要です。

【金属系サイディング】

金属系サイディングは、つなぎ目がありますが、露出を少なくする工夫がされています。最近の製品では、タイルなどの模様がインクジェットでプリントされていることもあります。見た目は窯業系サイディングと似ていますが、叩いた時の感触や音で区別がつきます。メンテナンスでは、表面の塗装補修や汚れの除去が必要です。

【モルタル壁】

モルタル壁はシームレスでつなぎ目がない外壁です。表面は職人によって手作業で仕上げられています。

メンテナンス時には、ひび割れや剥がれの補修、表面のクリーニングが必要です。

【ALC壁】

ALC壁もサイディング同様につなぎ目があり、コーキングされています。

しかし、壁の厚さが2倍あり、窓が内側に取り付けられる特徴があります。

メンテナンスでは、表面の汚れや劣化の除去、必要に応じて塗装の補修が必要です。

今回は外壁のサイディング工事についてご紹介してきました。外壁には様々な種類があるため、見分けが難しい場合やメンテナンス方法に迷った場合は、専門家にご相談されることをお勧めします。

リフォーム工事の際には、ぜひご参考にされてください。